大阪どーなる!?スピン・オフ

オカンの堺塾(弐) 茶人・商人ふたつの顔をもつ千利休

このシリーズではオカンが堺市の魅力を語ります(え、なんで?とかナシな)。
 
 

最近はゆっくりとお茶を楽しむことが増えている。齢のせいもあるけれど、茶道の奥の深さにハマったという他ない。

さて、堺の街でもっとも著名な歴史上の人物といえば、言わずもがな、千利休その人や。
今回は千利休について語ってみるで。

 

不完全な美が利休やでぇ

茶道を日本独自の文化として完成させたのが利休や。
それまでの豪勢なお茶ではなく、無駄を排除した「侘び茶」の世界を確立させた。「侘び茶」によってそれまでの茶道を大転換したんやねぇ。
豪勢なお茶を「完全な美」とすれば、利休は「不完全な美」と言えると思うんや。
 

茶道といえば「凸凹した茶碗」で茶を飲むイメージやろ? まさにこれは不完全な美の世界や。
これが例えば、ピカピカのまん丸な茶碗で茶が出されたら「えー、なんか違う…」となる。
利休の完成させた不完全な美「侘び茶」は、日本人の精神に根付いているわけや。
 

商人としての顔も忘れたらあかんでぇ

昨年の大河ドラマ「真田丸」。
そこで桂文枝さんが演じた利休は、茶道だけでない「堺の武器商人」としての顔が描かれていたわ。利休の豪商としての側面にスポットをあてるドラマは珍しいから、アタシはそれ見てニヤリとしたね。
 
戦国時代、堺は鉄砲の日本一の生産拠点やった。利休が武器商人だったことはまぎれもない史実で、そう考えると、さて…、あの狭い狭い茶室で利休は戦国大名たちに茶を出しながら何をゴニョゴニョしゃべっていたんやろ…。
 

茶道の第一人者としての顔。
戦国大名に武器をうる商人としての顔。
 

利休という人物の奥深さとその魅力について考えながら、今日もまた、お茶をのむとしよか。
 
 

オカンの堺塾。
二回目は千利休でした。
 

次回は与謝野晶子を紹介するでぇ。お楽しみに。
 
 
 
 

お嬢
先日、利休さんの屋敷跡に行ってみたよね。
オカン
閉まっとったがな!(17時まででした気をつけて)
屋敷跡の隣には「さかい利晶の杜」もあるでぇ。
お嬢
告知です。アタシのTwitterでも堺の情報を発信しています。ハッシュタグ「堺を歩けば」または「堺へぇー」で堺情報がもりもり出てくるよ。よろしく。